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LISTENING
Classé のルーツであり、傑作として讃えられたパワーアンプDR-2は、Class Aモードで動作する出力がわずか25Wのステレオパワーアンプという型破りな製品でした。このアンプはClassé のブランド名のきっかけとなり、所有した音楽愛好家たちに幸福をもたらしました。
多くの人々が、Classéのアンプを手に入れて初めて本当の音楽を聴くことができた、そのように感じたのです。
そしていま、私たちはClasséの独創的かつ妥協のないアプローチを新しい Deltaシリーズに導入しました。
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THE FOUNDERS STORY
“There has to be something better.”
「より良いものが必要だ」
これはClasséの創業者であるマイク・ヴィグラスが1979年に発した言葉です。この言葉がエンジニアのデイビッド・ライヒとの協力、そして Classé Audioの設立へと彼を導くことになります。
マイクは一生懸命働くこと、積み重ねることの大切さをよく分かっていました。 ギリシャからの移民としてカナダのモントリオールにやってきたマイクは、裕福ではありませんでしたがエネルギーと決意に満ちた若者でした。彼はカナダに暖かく受け入れられ、彼もまたカナダを愛しました。そしてマイクは様々な機会に恵まれ、年を追うごとに成功を重ねていきました。冬はフロリダで、夏はカナダで過ごすなど、経済的にもゆとりがあり、幸福な生活を送っていました。
マイクは多くのこと、とりわけ音楽に対して情熱を傾けていました。 彼のHi-Fiシステムは本当にハイエンドであり、パーティーの席で友人たちに披露するのが彼の楽しみでした。友人たちはオーディオがそれほどまでに高価なものだとは知りませんでしたが、マイクのシステムが奏でる音が驚くべきものだということには誰もが頷きました。そしてある時、事件が起こりました。爆発音とともに光が明滅し、静寂の中、妙な臭いが部屋中に充満し、彼の愛用の真空管アンプから飛び散った粒子が降ってきました。髪に付着した破裂したコンデンサーの中身を取り除くゲストたちを見て、マイクはとてもばつの悪い思いをし、二度こんなことは起こさないと誓いました。彼にはより良いものが必要でした。
これは今日においても相変わらず悩ましい問題です。「どうすればパフォーマンスと信頼性の両方を兼ね備えたハイエンドの機器を作ることができるだろうか?」これは、ソリッドステートアンプを製作する才能にあふれた若いエンジニアであるデイビッド・ライヒに出会った際にマイクが抱えていた大きな悩みでした。デイビッドが作ったアンプを聴いたマイクはたちまちその音に惚れ込み、二人はマイクの誓いの実現に向けて協力を始めます。そしてClasséが設立されました。
Classéの最初のアンプであるDR-2は1980年に発売されました。これはClass Aモードで動作する25Wステレオアンプであり、新会社の名前のきっかけになりました。他のモデルもそれに続き、Classéは信頼性とオープンでナチュラル、格調高いサウンドの両方において速やかに名声を確立することとなりました。
40年を経た現在も、Classéはオーディオの最前線にあり続けています。 モントリオールで働く、才能にあふれ過去の常識に捉われないClasséの開発チームは、今や世界的に展開するかつてない規模と多様性を誇るまでになりました。生産は北日本で名高いオーディオ製造工場である白河オーディオワークスで行われており、その精密な製造工程により、今日のClasséはマイク・ヴィグラスが求めたパフォーマンスと信頼性の両方を実現しています。きっと彼は、私たちが成し遂げたことを誇りに思ってくれることでしょう。
Dave Nauber
Brand Director – Classé
デイヴ・ノーバー
Classé ブランドディレクター